肉離れ!どうする?

肉離れ!どうする?

今朝、友人から「肉離れしたんだけど、早く治すにはどうしたらいいの?」と連絡がありました。
特にスポーツをしているわけではない友人、日常生活の中で起こったようです(>_<)

肉離れは、特にスポーツをしている方に起こりやすいスポーツ外傷です。
ダッシュやジャンプ動作の多い陸上競技(短距離走、ハードル)、サッカー、ラグビー、テニスなどは肉離れの起こりやすいスポーツです。
ランニング中のダッシュやストップ時にも起こりやすいです。

筋肉が収縮している(力が入っている)時に、強制的に引き延ばされることによって生じることが多いです。
kouju.net
肉離れは筋膜や筋線維の部分損傷であり、
損傷の程度によって、3段階に分類されます。

軽度
筋肉の結合組織が少し伸びた状態で、筋線維にはそれほどダメージがなく、症状は比較的軽いです。
若干の痛みはありますが、歩行に支障はない状態です。

中度
筋線維が一部断裂している状態で、肉離れに最も多いタイプです。
内出血が見られます。
痛みがあり、自力歩行は難しいです。

重度
筋線維が深く部分断裂するか、完全に断裂してしまった状態です。
内出血もあり、へこみや陥没も見られます。
激しい痛みを伴い、自力で歩くことは不可能です。
病院に行って、治療することが必要な状態です。

軽症であれば全治まで1〜2週間、重症であれば2〜3カ月を要します。
完全に治りきらない状態で運動を再開すると再発しやすいので、絶対に焦らないことが大切です。

原因としては、主に以下のことが挙げられます。
・筋肉の疲労
・ウォーミングアップの不足
・筋力のアンバランス
・柔軟性の欠如
・急な気候の変化  など

 
発症しやすい箇所
大半は下肢に発生し、大腿四頭筋ハムストリング(半腱様筋・半膜様筋)腓腹筋(ふくらはぎ)に生じやすいです。


応急処置
急性期であれば、RICE処置(ライス処置)を適切に行っていくことが重要となります。
RICE処置とは、スポーツ障害全般の応急処置方法の基本として非常に重要な処置方法となります。

R=Rest(安静)・・・・・スポーツ活動の停止(症状が出たにも関わらず運動を続けると、症状を更に悪化させ、完治を長引かせてしまいますので、受傷後は安静にすることが大切です)

I=Ice(冷却)・・・・・患部のアイシング(冷やすことで痛みを減少させることができ、また血管を収縮させることによって腫れや炎症をコントロールすることができます)

C=Compression(圧迫)・・・・・患部の圧迫(適度な圧迫を患部に与えることで腫れや炎症をコントロールすることができます)

E=Elevation(拳上)・・・・・患部の拳上( 患部を心臓よりも高い位置に持ち上げることで、患部に流れ込む血液、リンパ液の量が減り、腫れや内出血を軽減できます)
 

応急処置を終え、初期の内出血と腫れが収まったら、今度はアイシングから一転して温熱療法などの、患部を温める治療を実践していく事になります。血行を促進することで、新陳代謝が高まり、患部の回復を促すことが出来ます。

応急処置ではアイシングをして、肉離れ症状の拡大を阻止
急性期が過ぎたら
温熱療法などによって回復を図る流れが肉離れの治療法の基本となります。

 

再発防止のためには
ウォーミングアップやクールダウン時にストレッチを十分に行うこと、傷めた筋肉とその周囲の筋肉とをバランスよく鍛えることが大切です。
また、寒い日や疲労の蓄積した日には、ダッシュなどのスピードトレーニングには特に気を使う必要があります。

肉離れは、特に筋肉の柔軟性の欠如や筋力のアンバランス差が大きい選手に好発します。
日頃からストレッチやマッサージなどを上手に取り入れてケアをしておくことで、肉離れは防げるものなので、日頃から気を付けるようにしたいですね。

URL :
TRACKBACK URL :
Facebook Auto Publish Powered By : XYZScripts.com