「軒を開きて流水に対し石に坐して薫風を待つ」
窓を押し開けて、流れる水にうち向かい、石に座しては薫風の吹き渡るのを待つ。
文字の力。イメージの力。
心なしか、涼やかな風を感じる♪
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「忙しい」を言い訳に、ずっと書道をサボっていた私>_<
今月は作品展があるため、教室の先生からご連絡を頂き、約5ヶ月振りに書道へ。
静かに座して筆を握り、集中してひたすら文字を書く時間は、とても豊かで、大切なものを与えてくれる。
失敗しても、上手く書けなくても、消して書き直すこともできず、
アンバランスのバランス
(あえて文字のバランスを崩して全体のバランスを取ったり)
余白の美
(文字ではなく、空白の部分のバランスにも目を向け、余白さえも大切にする)
など、書道には決して合理的ではないことも多いけれど、
目に見えず、計算で弾きだすことも出来ない感覚的な部分を大切にする事に、
最近時間に追われ、心の余裕を失いつつあった私にとって、
とっても大切なものがジワジワと流れ込んできて、心が本当に満たされました(*^^*)
忙しいと感じるときこそ、自分の内側に入っていける時間を持つことは大切ですね♪