甲野陽紀さんに学ぶ、身体の使いこなし方!

甲野陽紀さんに学ぶ、身体の使いこなし方!

人の身体って本当に不思議!

ちょっとした身体の使い方の差が、パフォーマンスを一気に変える。

太極拳を習い始めてから、武術というものの奥深さに興味を持ち、武術研究者 甲野善紀さんの著書などを読んだりしましたが、

昨日はその息子さんである、身体技法研究者の甲野陽紀(こうの はるのり)さんの講座を受講して来ました。
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とにかくワークを通しての身体の変化には驚きの連続で、

「えーーー!!!すごーい!!!」と何度言ったことか(笑)

先生が仰っていたのは、最近「体幹」が大切であると言われるようになってきて、もちろんそれも大切ではあるが、

実は「末端(指先、足先)が非常に大切」であるということ。

末端の状態は全身に波及するので、末端が動きやすくなると、中央(体幹)も非常に動きやすくなる。

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例えば、立って、両手の5本の指先を合わせておく

その状態で、他の人に身体を押してもらう。

きっと踏ん張れる。

でも5本の指先にギュッと力を入れた状態で、同じように押されると、途端に足元がグラついて身体のバランスを崩す。

もしくは、目の前の何かをじっと見つめた状態(または何か別の事に意識を持っていった状態)で、同じように押してもらうと、やっぱり身体のバランスを崩す。

指先に力を入れると、全身も固まり、不安定になる。

何かをじっと視覚で捉えると、意識がそっちに向いてしまい、途端に不安定になる。

最近は眼を使いすぎる機会も多いが、実は視覚に頼り過ぎると不安定になるとのこと。

「視覚よりも触覚が大切」

視覚に頼り過ぎる人には、湿度を聞いたり、物の質感などを尋ねると、皮膚感覚を引き出すことが出来るそう。

目を閉じてもいいが、視覚の感度を抑えられると、触覚の感度を鍛えることが出来るとのこと。

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さらに、相手の腕を引く場合も、しっかり掴んで引いても相手の身体はなかなか動かないが、

自分の指を動かしながら、その流れで掴んで引くと、一気に(まるで磁石が引き寄せられるようにスーッと)相手の身体を引き寄せることができる。

重たい荷物を持ったり、押したりする場合も同じ。

何が決定的に違うかと言うと、

「身体を固めないことが大切」だということ。

「動きを止めずに、変化し続けられる状態」が保たれていると、

全身もスムーズに動けて、パフォーマンスが一気に上がる。

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太極拳を始める前に必ず「指運動」があるが、あれって実はものすごく理に適っていたんだな、と改めて実感。

太極拳の先生が、大人の男性を指数本で軽く倒したり出来るのは、実は身体を固めず変化し続ける状態が保たれているからなのかもしれない。

武術って、すごい!

甲野先生は介護の現場でも教えたりされているようだけど、確かにあの身体の使い方が出来るようになったら、もっとずっと楽に、人を抱えたり移動させたり出来るような気がする。

もちろん施術にもすごく活かせそう!

人の身体って本当に面白い!と思った一日でした♪(*^^*)

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