甲野陽紀さんに学ぶ。武術ってすごい!

甲野陽紀さんに学ぶ。武術ってすごい!

先週、身体技法研究者 甲野陽紀さんの講座②を受講してきました。

あの有名な武術研究者 甲野善紀さんの息子さんで、講座はわかりやすくて面白いのに、ものすごく深いです!

前回もまるで狐につままれたかのような、信じられないような驚きを覚えましたが、まさに今回もそんな感じでした。

ほんの少し身体の使い方を変えるだけで、まるで自分が武術の達人にでもなってしまったかのような感覚(笑)

私よりもかなり体格の大きな男性と組んでやってみましたが、教わったコツ通りにやると、軽々と相手を崩すことができて楽しい♪(#^^#)

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前回やったことをいくつか。

①両手で、バトンのような棒を持って立つ。

その状態で誰かに体を押されても、きっと踏ん張っていられるはず【安定】

②今度はその棒を持つ手にギュッと力を入れてみる。

同じように誰かに押されると、あっという間に体勢を崩してよろける【不安定】

③同じように力を入れていたとしても、棒を持つ手をパッ、パッ、と交互に離しながら持つ。

誰かに押されても、踏ん張れる【安定】

➡これは、「力ではなく、いかに末端が動ける状態であるかが大切」だということ。

末端の状態は全身に波及するため、末端が固まってしまうと全身まで固まってしまうそう。

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今度は、相手が自分の持っているその棒を掴んだとする。

そのまま棒を引いたとしても、(きっと相当な力の差がない限り)相手を引き寄せることはできない。

でも、「相手ではなく、あくまで棒を引く」という意識で引くと、相手ごと一緒に軽々と引き寄せることができる。

➡相手を引くと思うと、意識が勝手に「それは無理だな…」などと考えてしまう。他のことに意識を持っていかないことが大切。

「棒を引く」というように、「目的が明確であれば、身体が勝手にそのように構えて動いてくれる」とのこと。

無意識の力は意外と大きいのかも!

「無理だと思うから無理なんだ」という言葉は、意外と真実なのかもしれないですね(*^^*)

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これはちょっとややこしいけれども、

「圧縮」「膨張」という言葉を使われていたが、

(例えるならば、血圧計でギュウっと圧がかかっている感じが圧縮。プシューって圧が抜けた感じが膨張らしい)

相手が力の入った状態(圧縮)の場合、こちらが力を抜いた状態(膨張)で相手の腕を掴んで引くと、相手のバランスを崩すことができる。

力が入った圧縮タイプに、同じように力を入れた状態で掴んで引いても、ちっとも崩すことは出来ない。

「圧縮に対して膨張」もしくは「膨張に対して圧縮」で挑むと、いとも簡単に相手のバランスを崩して、床に膝をつかせることができる。

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まるで、鼻息荒く襲い掛かる敵を、涼しい顔で軽々しく倒していく武術の達人のような感じ(^^)

力に対して力で対抗してもダメで、逆に力を抜くことで相手を倒せるというのは不思議!

話はズレるけれども、

怒っている人に、怒りで対抗しても全然ダメ(むしろ逆効果)で、逆に優しく接した方が効果的、みたいな(笑)

私が今習っている太極拳も、陰と陽とか、開合(開くと閉じる)とか、そういった対極を大切にするけれど、共通するものがありそうな感じ。

一体何がどうしてそうなるのか、理屈はよくわからないけれど、

とにかく武術ってすごい!(^^)

https://www.asahiculture.jp/shinjuku/course/271ff0ce-b1ac-8573-0d39-571dcee0d8c8

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