スポーツアロマの特徴

IMG_002Q.スポーツアロマと普通のアロマって、何が違うの?

まず大きく異なるのは、その目的です。一般的なアロマテラピーは、精神的な癒しの側面に重きを置いていますが、スポーツアロマでは、効果があるどうか、という実利的な面を最も重要視しています。なので、時には「香りの良さ」よりも、「含まれる成分」を優先して精油を選ぶこともあります。

そんな理由から、一般的にはあまり使われないような精油も使用します。最も代表的なのは、「ウインターグリーン」というツツジ科の植物や、「バーチ」というカバノキ科の植物から得られる精油です。これらには「サリチル酸メチル」という成分が95%以上含まれています。この成分は、痛み止めで知られるアスピリンと同じような働きをしますので、高い鎮痛効果、抗炎症作用が期待できます。湿布と同じような香りなので、癒しにはほど遠いかもしれませんが(笑)でもブレンドによっていい香りにまとめることができますので、筋肉痛などの痛みがある時にはぜひ試していただきたい精油の一つです。

また、精油の効果をしっかり得るために、一般的なアロマよりも高濃度に希釈して使用します。一般的なアロマは1~3%程度の濃度ですが、スポーツアロマの場合は、5%くらいの濃度が標準になります。局所的にはさらに高濃度で使用することもあります。もちろん濃度が高ければいいというものではありませんので、始めは低濃度から試してみて、その方にとって効果が得られる濃度を見極めていくことが大切です。

さらにその手技も一般的なアロマトリートメントとは異なります。世界で最も広く使用されているスウェディッシュマッサージを基本としながらも、より筋肉にしっかりアプローチできる手技となっています。もちろん効果を出すためには、筋肉の知識は必要不可欠です。その筋肉がどこからどこに繋がっているのか?どんな働きをしているのか?それが分かっていないと十分な結果を出すことが出来ません。

なので「資格を得たから大丈夫」ではなく、むしろプロとしての責任が生まれるからこそ、今後もさらなる勉強が必要だと感じています。一人として同じ身体の人間はいません。だからこそ、一人一人のお客様から、むしろ私の方が学ばせていただくという気持ちで向き合わせていただけたらと思っております。
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